参考資料3 

”超高圧ウォータージェットによる海洋・水中構造物の改修(補修・補強)工法”


―――特殊ウォータージェットガンによる工法―――

 

1.概要

イ.本工法は超高圧ウォータージェット(1,000kg/cm-2,500kg/cm2の圧力域)を応用し、海水中又は淡水中の鋼管杭、矢板、コンクリート構築物等の経年劣化部、塩害箇所等の補修又は耐震補強工事を施工する際の表面処理工法である。

ロ.本工法は東京都新製品・新技術開発助成を受け開発されたものである。

ハ.実用新案登録NO.3042280


2.特徴

イ.特殊ロータリーノズルを装備したガン装置を移動装置に取付け、X−Y軸を移動しながら施工できるように機械化されている。

ロ.水・陸両用であるため満潮時で海水面下に没している部分も作業できるため効率的である。


ハ.
ダイバー作業を最小限に出来る。

ニ.砂等の研掃メディアを使わないため公害が発生せず、又、有効水深を浅くしたりする欠点がない。

ホ.桟橋の裏面の塩害腐食部の除去にも威力を発揮する。

ヘ.大気中で使用の際騒音が少なく、又、機械化されているため
  安全性が高い。


3.用途

イ.護岸、防波堤、防潮堤、港湾、港湾施設の改修

ロ.桟橋(脚、杭、下面)の改修

ハ.上記の各項の耐震補強工事・増設工事

ニ.海洋養殖漁場(漁網付着物除去、海底層の耕耘・改良)

ホ.火気使用・火花禁止場所での工事


4.工法並びにシステム構成機器

 イ.特殊ロータリーノズル

   1)水中使用をするためノズルの回転は油圧モーター駆動式

  2)地上の油圧源よりホースで油圧が供給される

  3)ノズルの回転数は油圧の供給量で制御される

  4)ノズル回転部に圧縮空気を供給する

  5)大気中で使用する場合、バキューム吸引装置に接続する
    ことで水、スラッジの吸
引を行うことが出来る

  6)本ロータリーノズルは次項の移動装置に取り付けられて
    x−y面(上下、左右)
を移動する


 ロ.特殊ロータリーノズル移動装置(油圧モーター駆動)
油圧装置、油圧モーター、減速機、ドライブチエーン、ノズルを装着した移動スライド部、移動ガイドレール(x−y面移動用)より構成され、水中に没して作動出来る。
水平な床面は勿論、水中鋼矢板、水中鋼管杭、護岸等の垂直壁面、桟橋下面等の天井面にも適用可能で、x−y面をトラバースして作業を行う。
移動スピードは油圧装置のフローコントロールバルブの調節で可変制御出来る。

 上の写真の説明:油圧モーター駆動減速機・ドライブチェイン、
並びに移動スライド部付きロータリーノズルを装着した移動ガイドレール

ハ.油圧発生ユニット
  AC200V電源使用

  以上  

 

            

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